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デジカメで上手に写真を撮影するテクニック

カメラの腕を上達させたいなら?

デジタルカメラで花を撮影している様子

趣味でカメラを始め、少しでも早く上達したくてカメラの技術書を買ったのだけど
上手くいかないという人がいます。
その原因として考えられるのは、その本が専門的すぎて
初心者には敷居が高すぎたということです。
そういったケースは多いので、最初はあまり専門書に頼らず、
もっと基本的な所から始めることをおすすめします。

同じ被写体を繰り返し撮影する!

初心者の間は色々な写真を撮ってみてもその良し悪しはなかなか分からないものです。したがって、最初はあまり撮影対象を広げず、同じ被写体を色々な方法で撮影してみるのがよいでしょう。

例えば、絞りを開けて背景にボカシを入れる、望遠レンズを使って被写体をアップで撮影、広角レンズを使って背景との距離感を強調する、フラッシュを焚いて影を飛ばす、露出を下げて疑似夜景にするなど、知っている限りのテクニックを使い、被写体との距離や構図も変えながらできるだけ多くの写真を撮ってみてください。

そして、出来上がった写真を見比べてみるのです。そうすれば、良い写真と出来の悪い写真は何が違うのかが分かってくるでしょう。その上で、より良い写真を撮るにはどうすれば良いかを考えながら、同じ被写体でさらに撮影を続けます。

知恵を絞りに絞って100枚も撮ればなんらかの進歩があるはずです。それが終われば、他の被写体で、また100枚の写真に挑戦してみましょう。

シャッターチャンスを逃さない!

良い写真を撮るには撮影テクニックも大切ですが、何よりシャッターチャンスを逃さないことが必要とされます。動物や人間といった動く被写体はもちろんのこと、たとえ自然や建築物といったものでも光の微妙な加減などにより、同じ顔は2度と見せてくれない可能性があるのです。

したがって、いいなと思えば、すぐに写真を撮れるようにいつもカメラを持ち歩くことをおすすめします。ただ、重たい一眼レフカメラを常時携帯するのは大変なので、ミラーレス一眼カメラなどのコンパクトで高性能なカメラも所持していれば万全です。

しかし、複数のカメラを購入するのは厳しいし、かさばるカメラもなかなか持ち歩けないという方はとりあえずスマホのカメラを使ってみましょう。昔は、携帯電話の付属カメラと言えば、写ればなんでもいいという初心者限定の代物でしたが、今では色々なアプリが出回っており、それをうまく利用することで面白い写真を撮ることができます。

SNSで共有し、みんなに見てもらおう!

写真撮影の基本的なコツを掴んだならば、今度は自信作をSNSに投稿してみましょう。みんなの反応をみて客観的な評価を知ることができます。多くの人が感銘を受ける写真ならば「いいね!」などの機能によって写真はたちまち拡散していくでしょう。

また、写真投稿専用の共有サイトであれば、多くのコメントももらえますし、サイトによってはランキング機能もあるので、それによって自分の写真にどの程度の魅力があるのかをリアルに知ることができます。

もし、似たような写真であるのに、自分のものより遥かに高い評価を得ている作品があれば、一体どこに違いがあるのか詳細に検証してみましょう。そこから何か見えてくるものがあるはずです。また、共有サイトには同好の士が集まっているので、コミュニケーションを深め、有用な情報を交換できるというメリットもあります。

まとめ

写真撮影が上手くなるには専門書ばかりを読むよりも、数多くの写真を撮って人に見てもらう方が近道だということです。プロならともかく趣味の範囲で行うならば、専門書は、自分のテクニックに限界を覚えて壁にぶつかった時に手に取る程度でよいでしょう。それまでは実戦あるのみです。

ただ、最初に最低限のテクニックは身につけておく必要があります。上記でも少し触れたとおり、絞りによるボカシの使い方、露出による明るさの調整、主なレンズの種類と特徴、明るいところでのフラッシュの有効活用程度の技術は最初に学んでおきましょう。

そうしないと、沢山撮影しろと言われても何をどうして工夫したらよいか分からなくなってしまうからです。また、そのくらいであれば、使いこなせるかどうかは別として、さほど難しいものでもないのですぐに覚えることができるでしょう。

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