ひとあじ違う旅行写真の撮り方レシピ-出発前の準備とステキな写真を撮る3つの基本-

出発前の準備♪

  • カメラのバッテリーを充電はしましたか?

    出発前にしっかり充電してから出かけましょう。
    旅行先でも充電できるように、充電器も忘れずに!

  • 予備の記録メディアを持ちましたか?

    楽しい旅行はシャッターチャンスがいっぱい。
    予備の記録メディアを持って行くと安心です。

ステキな写真を撮る3つの基本

カメラの構え方や構図を意識するだけで、
ステキな写真に変わりますよ

カメラを正しく構えてブレを防ぐ

きれいに撮れたと思っていた写真がぶれていたら残念ですよね。
カメラを正しく構えると、ブレが起こりにくくなります。

  1. カメラは両手で持ち、脇をしっかりしめましょう。足は肩幅に開きます。
  2. テーブルや柵などがあるときは、両肘をついてカメラを固定するとぶれにくくなります。
カメラを正しく構えてブレを防ぐイラスト

縦位置と横位置を使い分ける

カメラを横位置に構えると風景など広がりが、縦位置に構えると高さや伸びやかさが表現できます。撮りたいものに合わせてカメラの向きを選びましょう。

横位置は風景を広々と

横位置の写真

縦位置は高さを伸びやかに

縦位置の写真

主役は中心からちょっとずらす

画面に余白を作るだけでおしゃれな印象に! ピントがうまく合わないときは「フォーカスロック」を使って、ピント位置を固定してから構図をずらしましょう。

主役は中心からちょっとずらす完成版
主役は中心からちょっとずらす-工程1

シャッターボタンを半押しして、画面真ん中の主役にピントを合わせます。

主役は中心からちょっとずらす-工程2

半押し状態をキープするとピントが固定されるので、その状態でカメラをずらします。

主役は中心からちょっとずらす-工程3

主役を真ん中からずらしたら、シャッターボタンを全部押します。

[みんなを笑顔にする第5回旅写真フォトコンテスト][応募期間:2018年4月28日~10月15日]

Profile

むらいさちの顔写真

むらいさち Murai Sachi 沖縄でのダイビングインストラクターを経て写真の世界へ。広告写真家の助手後、ダイビングやリゾート雑誌を出版している出版社のカメラマンとして、日本を始め世界の海へ訪れる。その後独立。現在は広告や雑誌の撮影を中心に活動。海だけに限らず世界のありとあらゆる場所で「しあわせのとき」をテーマに撮影を続けており、1年の多くを取材先で過ごしている。 著書は写真集『きせきのしま』(小学館)、『LinoLino』『ALOHEART』(LifeDesignBooks)、『Fanta Sea』(BUNKADO)。『よるのこどものあかるいゆめ』(作: 谷川 俊太郎、写真: むらいさち、 マイクロマガジン社)など、多数。
むらいさち公式HP http://muraisachi.com/