ソフトをダウンロードしてフォトブックを作る
MenuClose

デジカメで上手に写真を撮影するテクニック

イチから学び直そう!覚えておきたい写真撮影の基本(①光編)

覚えておきたい写真撮影の基本(①光編)

せっかく一眼レフを手に入れたのに、
「自分のイメージしている写真が撮れない…。」
「スマホの方が綺麗に撮れる…。」
なんて悲しいことになっていませんか?

そんな日々は今日で終わり!
写真の撮り方で大切な「基本」を一緒におさらいして、
今持っているカメラで思い通りの写真撮影してみましょう。

これが無いと始まらない!
まず最初は「光」についてのお話です。

〈光〉を選んで理想の写真に!

光が無ければ写真を撮ることはできません。逆に言えば、「光を選ぶ」ことで自分の撮りたい写真にぐっと近づくことができます。 日頃は気にしない「光」ですが、写真を撮るときは意識してみましょう。どの光が一番良いということでは無く、自分の撮りたいイメージに合わせて光を選ぶことが大切です。

【順光】
被写体の正面から光が差している状態。

順光で撮影された写真


しっかりと色が出るので、空や海の色を目で見た印象どおりに写したいときは順光が適しています。
ただ、薄曇りの場合は何だか冴えない印象になるので要注意。

オート機能で撮影してもほとんど失敗が無いので、「順光が一番良い!」と思っている人も多いかもしれませんが、順光で人物を撮影すると、のっぺりとした印象になったり、眩しいために良い表情が撮れなかったりすることもあります。


【逆光】
順光とは反対に、被写体の後ろから光が差している状態。

まずは、白飛びや黒つぶれは気にせずに、“写真全体の印象”を意識してみましょう。
逆光を利用すれば、より印象的に仕上げることができます。

逆光で撮影された写真


食べ物を逆光で写すとツヤが出て美味しそうに写ります。 また、ガラスのように光を透過するような被写体は、質感を出すのに効果的。

露出補正された写真


人物撮影の際はプラス側へ露出補正をすると柔らかい印象に写ります。

一般的に、“逆光はNG”と思われがちですが、ちょっとした工夫で「上手!」「かっこいい!」と思われる写真が撮れますよ。


【斜光(サイド光)】
被写体の横から光が差している状態。
斜光を利用して撮影したいときは、朝や夕方がベスト!

光の当たる角度にもよりますが、被写体の凹凸が出やすく、立体的に写すことができます。
また、順光と逆光の効果をバランスよく得られ、奥行きも表現できます。

これも知っ得!おまけの〈光〉

■自然光…太陽や月などの光。
■人工光…フラッシュや蛍光灯などの光。蛍光灯の下で撮影すると緑色っぽく、
     電球の下で撮影すると黄色っぽい仕上がりに。
■ミックス光…上記2つが組み合わされた光。


「光」を知ることが上達への近道!
季節や天候、時間帯によって変わる光も楽しみながら撮影してみてくださいね。



【執筆者 maaya(まあや)】

pagetop