写真やフォトブックに関するインタビュー
 
        
        
        
        
      写真やフォトブックに関するインタビュー
 
            10万人以上のフォロワーを持つ、大人気インスタグラマーのmoron_nonさん【 @moron_non 】が作られたMyBookのbookとbox。それぞれの作品の魅力や作り方のコツを伺いました。
              何気ない日常の写真を特別なものにしてくれるMyBookは、PCだけでなくスマートフォンから編集・注文ができるサービスです。
              17枚の写真で作るフォトブックのbookはセピアな表紙がどこかノスタルジック。moron_nonさんのbookは、昨年の夏にご友人と行ったベトナム旅行の写真がまとめられています。
            

1枚1枚の写真にはもちろん、book全体の構成にもmoron_nonさんのこだわりが感じられます。


              「旅行の写真をまとめた1冊なので、最初は朝の写真、後ろの方は夜の写真をいれて時間の流れを意識して作ってみました。最後の1枚は一緒に行った仲間との集合写真を入れてあります。
              一緒に行った仲間にこのbookを見せたら『え?最後この写真にしたの?』ってちょっと驚かれましたが、私にとっては思い出に残る1冊になったと思います。」
              
              
              人物、風景、食べ物……思い出の詰まった旅行の写真の中から、moron_nonさんは17枚をどのように選んだのでしょうか。
              
              
              「一緒に行った友達が笑っている写真や、美味しかった料理のお店の様子など、本当に思い出に残したいと思ったものを中心に選びました。
              並べ方にもこだわりがあって、インスタグラムに投稿する時と同じように、引き寄りや色がページの中で被らないように並べてあります。ページをめくったときに、左右ページの写真それぞれが映えるようにしました。」
            
35枚のフォトカードが詰まったbox。フォトカードはガーランドのように飾ったり、文字を書き込みメッセージカードとして利用したりと、幅広く楽しむことができます。

              テーブルに広げたフォトカード1枚1枚にmoron_nonさんらしさが溢れています。
              特にテーマを決めず、好きな写真を詰め込んで作ったというboxの魅力もうかがいました。
              
              
              「boxはあまりこだわらず、ポートフォリオ風に自分のお気に入りの写真を集めてみました。
              bookはストーリーや写真の配置を考えているうちにこだわりがでてきて、作るのに考える時間もありましたが、boxは1枚ずつ分かれているので、あまり考えず、単純に自分の好きな写真を選べたと思います。
              普段、撮った写真はフィルムの現像の時におまけで印刷してもらう程度で、写真展を行う時や旅行に行った時など、きっかけがないとなかなか印刷しません。部屋に飾ってある写真は自分で撮ったものより、撮ってもらったものや自分が好きな写真が多いですが、今回boxを作ってみて、自分の写真を部屋に飾ってみたり、フォトカードを使った写真展を開いてみたいなと思いました。」
            
              特別な写真だけでなく、何気なく撮った写真や日常の風景もまとめてくれるMyBookシリーズですが、せっかく作るなら素敵なものに仕上げたい……そこで、moron_nonさんにbookとboxを作るときのコツを教えてもらいました。
              
              「何もテーマを決めずにつくるとバラバラになってしまうと思うので、何か1つテーマを決めると良いと思います。
              テーマを決めたら全体の流れが見えてくると思います。例えば始まりを朝にして最後を夜にしたり、春夏秋冬の順番にしたり、そういう流れができると写真選びがスムーズになりますよ。
              手軽にできてまとめやすい枚数なので、写真は好きだけど、今まで撮った写真をまとめたことがなかった人にbookとboxはおすすめです。」
            
              今や生活の中になくてはならない存在になったスマートフォン。そのアルバムの中には、日常の中で撮った写真がいっぱいです。いつでも見られて、簡単に送ることができるため、スマートフォンで撮った写真を印刷する機会はあまりないかもしれません。だからこそ、印刷して実際に手元で見る写真は、画面上で見るものとは違う魅力を持っています。思い出を「カタチ」にすることで、さらに”特別な思い出“になるかもしれません。
              
              
              
              【執筆者 moron_non(もろんのん)】
            
                    1993年生まれ、埼玉県川越市出身。
                    東京理科大学卒。
                    高校卒業後、Instagramをきっかけに写真に夢中になる。
                    
                    デジタル・フィルムカメラ合わせて20台以上持つ。
                    
                    現在インスタグラマーとして、雑誌のフォトグラファーとして幅を広げ活躍中。2016年に行った海外はベトナム、台湾、スペイン、フランス、ドイツ、ハワイ。
                    インスタグラムのフォロワーは10万人以上。
                  
