デジカメの露出補正を上手に行って写真の明るさを調整しよう

デジカメの露出補正を上手に行って写真の明るさを調整しよう

掲載日:2014-12-22


デジカメの露出補正を調整する様子


カメラの露出と聞くと難しい用語のように思われがちですが、要は写真の明るさを左右する要素だと思ってください。最近のデジカメにはいつでも簡単に適正な明るさで撮影できる「自動露出(AE)」と呼ばれる機能が搭載されているので、普段、オートモードで撮影していればさほど気になることはないかもしれません。
しかし撮った写真を見て、どうも明るすぎたり、暗すぎると感じることがあるはずです。そんなとき、撮影時に手動で行える「露出補正」が役立ちます。

自動露出にはクセがある

デジカメの自動露出機能は基本的に人間の肌の反射率に合わせて設定されているため、オートモードでは白い被写体を撮ろうとすると明るすぎると判断し、暗めに写してしまうことがあります。雪景色や白い建物、空の写真などを撮影すると思ったよりも暗く写ってしまうことがあるのはこのためです。
また、被写体の中に大きく黒や白い部分があると、どちらかに影響されて画面全体が暗すぎたり明るすぎたりという結果になる傾向があります。似たケースとして、同じフレームの中に極端に明るい部分と暗い部分があると、ちょうどいいバランスの明るさとはならず、どちらかに偏った明るさになることもあります。

露出補正の基本をおさえよう

そこで活用したいのが露出補正です。オートで選択された露出に対し、もっと明るくしたいときは+(プラス)補正、暗くしたいときは-(マイナス)補正を施すのが基本です。
露出補正は1/2、1/3単位で行えることが多いので、被写体に合わせて最適な補正を探してみましょう。シチュエーションが許すなら同じ被写体に対して露出を段階的に変えて複数枚撮影し、後でベストな1枚を選ぶようにすれば間違いありません。
注意が必要なのが白い服を着た人物を撮影するときです。服の白に合わせた露出だと人物の肌色が暗くなってしまいがちです。+補正で自然な肌色の再現を目指しましょう。逆光で人物を撮影するときも+補正を加えることで、人物を明るく撮ることができます。
なお、明るすぎる露出で写真の一部が真っ白に撮れてしまうことを「白とび」といいます。逆に暗すぎる露出で一部が真っ黒につぶれてしまうことを「黒つぶれ」といいます。白とびや黒つぶれをしてしまった写真はその部分のデータが無い状態になってしまいます。パソコンの画像編集ソフトでも修正が難しいので、これらは避けるようにしましょう。露出補正を適切に行って、白とびや黒つぶれが起きないよう心がけてください。

意図的な露出補正で写真に味わいを与えるテクニック

被写体を見たままの明るさで撮影するのに有効な露出補正ですが、写真にニュアンスを加えるために利用することもできます。
一般に露出をオーバー気味(+補正)にすると、軽やかさ、やわらかさ、さわやかさといったイメージを与えることができます。いきいきとした明るい写真に仕上げたいときは、露出を若干+補正してみてください。反対に重厚感や荘厳さ、クラシカルなイメージを表現した写真にしたいなら、露出をアンダー気味(-補正)にした撮影が有効です。ドラマティックな夕景を描写したい場合などにおすすめです。
露出補正を覚えると、さまざまなシーンや被写体に対応できるようになります。個性的な写真を撮りたいときにも露出補正は欠かせないテクニックです。ぜひ覚えておきましょう。

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