ソフトをダウンロードしてフォトブックを作る
MenuClose

失敗しない「ウェディングフォト」~結婚式の写真の撮り方~

失敗しない「ウェディングフォト」
~結婚式の写真の撮り方~

 

 

結婚式は、結婚する二人にとって、一生に一度の大切な晴れ舞台です。
そんな素敵な日の撮影を頼まれたからには、
普段以上に撮影をがんばらねば!と、ついつい肩に力が入ってしまいがちですが…

どんなに写真が得意でも、結婚式には二度とない一瞬を撮り逃せないという、
独特の緊張感が漂うものです。そんな結婚式の写真を
落ち着いて撮影するための心構えやノウハウをいくつかご紹介します。

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/200 f7.1 ISO800




式や披露宴の進行を事前に確認しておこう!

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/60 f5.0 ISO800




その日その時一度きりの結婚式を撮り逃さないための秘訣は、式や披露宴の進行をしっかり把握しておくことです。進行がわかっていると、次にどこで何があるのか予測できるので、慌てずにベストポジションで撮影することができます。
結婚式は、計算された時間進行の中で行われています。どんなにいいショットが欲しくても、進行を妨げるような撮影や、撮影のために長い時間をかけることはなかなか難しいものです。

撮りたいシーンがあったら、披露宴会場の担当者や花嫁の手伝いをする介添さん、披露宴の司会者などに相談してみましょう。最大限の時間の融通とベストなタイミングやポジションを教えてくれるはずです。

結婚式撮影にベストなカメラやレンズは?

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/10 f5.6 ISO800




結婚式の撮影は、一瞬一瞬が勝負!同じポーズやシーンをもう一度なんてお願いすることはなかなかできません。
そんな撮影にぴったりなオススメのレンズは、広角から望遠まで1本でまかなえる、レンズ交換がいらない高倍率ズームレンズです。
自由に場所を動き回れない状況でも、全体を広くとらえたり、表情をアップでとらえたりすることが一瞬でできる高倍率ズームは、結婚式撮影の強い味方です。
最短撮影距離も比較的短いので、望遠にして近づいて撮影すると、マクロレンズに近い雰囲気の撮影もできます。
倍率の高いズームレンズは、単焦点に比べて絞りが暗いし画質が…なんておっしゃる方もいるかもしれませんが、どんなにいいレンズを使っていても、チャンスを撮り逃しては何の意味もありません。結婚式のような撮影場所 自由が利かないライブな撮影時は、チャンスに強いレンズが絶対優勢なのです。それに最近のズームレンズは、古い設計の単焦点レンズよりもよっぽどシャープで高画質ですから、安心してください!

他にも、広く全体を撮りたい時に重宝する超広角ズームレンズや、背景を大きくぼかすことができ、暗いシーンでも早いシャッタースピードが切れる解放値の明るい単焦点レンズも持っておくと、撮影のバリエーションが増えるのでオススメです。

カメラの設定はどうすればいいの?

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/160 f5.0 ISO800




マニュアルかプログラムオートの設定がオススメです。
会場の基本的な明るさにシャッタースピードや絞りをマニュアルで設定し、会場の明るさや雰囲気をうまく生かしながら、主役の人物にストロボを当てて、背景との明暗差のバランスを調整して撮影しましょう。多くの披露宴会場の場合、室内での基本の設定は、ISO800で1/60秒でf5,6くらいにするとほぼ大丈夫です。あとは、会場それぞれの明るさや背景の明るさに合わせて、試し撮りをして明るさのバランスを確認しましょう。
オートで撮影する場合、プログラムオートで、基本の露出をカメラ任せにして撮影することをオススメします。披露宴会場が上記のマニュアル設定でご説明したくらいの明るさになっているので、ズームレンズの開放に近い絞りと、ブレにくさのギリギリである1/60秒くらいのシャッタースピードが、会場が暗く写らない設定とほぼ同じだからです。
カメラの設定はできるだけ意識しないで、素敵なシーンのチャンスを逃さないように絵作りに集中できる設定にしておきましょう。

ストロボは「バウンス」させて使う

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/60 f5.6 ISO800




結婚式の会場は、見た目には充分に明るい会場もありますが、ストロボが必須です。その場の雰囲気を活かしてストロボを使わない写真も時には素敵ですが、記録写真という意味ではブレていたり顔が暗く写っていたりする写真では困ります。

そこで、いつでも安定した明るさで撮影できるストロボの登場です。ポイントはストロボの光は直接当てないで、「バウンス」か「ディフューズ」を活用することです。
「バウンス」とは、ストロボの発光面を、撮りたいものに直接向けるのではなく、天井や壁に向けて発光させることで、間接的なストロボの光を柔らかく当てるためのテクニックです。
「ディフューズ」とは、ストロボの発光面の前に半透明のカバーをかけて光を和らげるテクニックです。
この方法のメリットは、メインの人物に当たる光と背景の光のバランスをほどよく整えることができることと、人物や物の背後に強い影を出さない撮影ができることです。
ただし、二人の背景が明るい窓越しの風景だったりするような逆光の時は、直接ストロボを光らせて、人物をしっかり明るく撮影してあげましょう。
ストロボの光が強いとか弱いと感じるときは、ストロボの光量補正の設定がありますので、事前にしっかり使い方をチェックしておきましょう。

予備の電池と大容量メディアの用意を忘れずに

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/125 f5.6 ISO800




新婦から親御さんへのお手紙や花束贈呈など、後半の見せ場で電池切れや撮影枚数がいっぱいになるなんて…。結婚式の撮影で前半に張り切りすぎて、いつもなら余裕の電池やSDカードなどのメディアの容量が意外と早く無くなってしまうことがあります。
SDカードでしたらコンビニでも売っていますが、電池は専門店以外ではなかなか手に入りません。結婚式など撮影枚数が多くなりそうな場合は、容量が大きいSDカードなどのメディアを用意しておくと、撮影枚数を気にしないで最後まで集中できます。
電池切れ対策に予備の電池も必ず用意しておきましょう。電池交換は、電池切れを起こす前に!二人がお色直しに出たタイミングくらいでおこなって、披露宴の後半に備えるのが良いでしょう。

張り切りすぎて新郎新婦より目立たないようにしよう

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/200 f11.0 ISO800




ベストショットを狙うのは良いですが、進行中に主役の新郎新婦が参列者から見えないような位置でカメラを構えたり、バタバタと動き回ったりするのは、どんなにいい写真を撮影したとしてもNGな行動です。結婚式は、撮影のための場所ではなく、あくまでも新郎新婦と参列者が主役の神聖な式なのです。
カメラマンは極力目立たないのがベスト!まるで忍者のように、いつの間にこんな素敵な写真を撮ったのか驚かれるくらいの撮影を心がけましょう。
ただし、キメキメの目線が欲しい、ケーキカットやメインキャンドルの瞬間は、記者会見のカメラマンのようにしっかりと「目線くださ~い!」と二人に声をかけて、カメラに注目してもらうようにしましょう。そして素早く目線ありの写真を撮影したら、他の人に譲りましょう。マナーの良いカメラマンには、きっと周りの人も協力してくれますから。

記念写真は同じシーンを「2枚以上」取るのがポイント

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/60 f4.0 ISO800




どんなに素敵なポーズやシーンの記念写真でも、目つぶり写真では使えません。
目つぶりがあるかもしれないという前提で、キメキメの大切な写真やグループの記念写真は同じシーンをすばやく複数枚撮影しておきましょう。
ですが、あまり慌てすぎると、ストロボの充電が間に合わず暗い写真になってしまう場合があります。そこは慌てずしっかりチェックしておきましょう。

小物や花も撮っておこう!

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/80 f5.6 ISO800




二人がこの日のために用意したウエルカムボードやリングピロー、ブーケやテーブルのフラワーアレンジメント、そしてウエディングケーキやメインキャンドルなど、特別なアイテムは、イメージ写真としてしっかり撮影しておきましょう。こういった小物の写真は、後のアルバム作りのアクセントとして重要なアイテムになります。
その他、指輪をつけた二人の手のアップや、ヘアアレンジのお花や、新婦の後ろ姿、新郎の胸に飾られたブートニア、席札や席次表などのペーパーアイテムなども撮影しておきましょう。

参列者もしっかり撮ろう!

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/60 f3.5 ISO800




結婚式の撮影は記録的要素が強い撮影です。新郎新婦の二人だけでなく、結婚式内での余興やイベント、参列している友人や親御さんの感動している表情もしっかりと撮影しておきましょう。
新郎新婦との関係が近いあなたならではの、やわらかく自然な表情が撮れれば、プロのカメラマンに負けない素敵な写真が撮れることでしょう!

結婚式
©Hiroshi Kawakami 1/100 f5.6 ISO800




日頃の撮影センスの見せ所です!落ち着いてしっかり、素敵なシーンを撮影してくださいね!


【執筆者 川上博司(かわかみ ひろし)】
川上博司 Facebookページはこちら

pagetop