ソフトをダウンロードしてフォトブックを作る
MenuClose

写真やフォトブックに関するインタビュー

【マイブックユーザーインタビュー】
さすらいの風太郎さん

【マイブックユーザーインタビュー】さすらいの風太郎さん

2019年7月にフォトブック展「MEKURU」で開催されたフォトブックコンテストにて、投票により最優秀賞を獲得されたさすらいの風太郎(かぜたろう)さんにインタビューしました!

今回の受賞作品 「旅で出会った花風景」

作者コメント:このフォトブックは、縁あって英国王立園芸協会日本支部(現在は解散)の会報誌に寄稿したフォト随想に新たな花風景を追加してまとめたものです。エピソードなどを添えたページを開くたび、当時の記憶が鮮明に蘇ります。

マイブックスタッフコメント:素敵な写真が並ぶ作品集、写真だけでなく、言葉の一つ一つにもこだわりが感じられます。レイアウトも美しく、このまま販売できそうなクオリティです。

さすらいの風太郎さんインタビュー

── 受賞おめでとうございます!受賞のお気持ちをお聞かせください。

これまで写真コンクールなどには消極的で、友人からは「もったいない。せっかくの力作をもっと多くの人に見てもらった方がよいのに」と言われていたので、素直にうれしく、また今後の励みにもなります。

── 作品にこめた思いをお聞かせください。

基になったのは、英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)の会報誌に2年間連載したものです。専門的で固いイメージの会報誌を親しみやすくイメージチェンジしたいとの編集者の要望で巻頭ページをまかされました。過去に出会ったお気に入りの花風景に園芸知識を交えて、当時の感動やエピソードを思い出しながら綴りました。1ページ、1ページが私の大切な記憶の中の風景です。

── レイアウトが整っていて美しいですね。どのようなこだわりがあるのでしょうか?

旅行の記録集ではないので、できるだけシンプルなレイアウトを心がけました。背景色も会報誌掲載年度毎、新たな花風景で変えて変化をつけました。

風景をまとめたフォトブック


── 文章も読みごたえがあります。作品集にどのような文字を入れるか悩む方も多いですが、何かコツはありますか?

写真のタイトルはけっこうこだわりました。読んでもらえるように、意表をつく言葉を選んだり、あえて花の名を冠さずに文章の中で名前を明かしたりもしました。写真に説明はいらないという人もいますが、個人のフォトブックでは撮影時の気持ちや思い出の文章がバランスよく入ると、見て楽しいし、なによりページをめくる度に記憶が鮮明に蘇ります。

── 工夫した点、大変だった点は何ですか?

文章を横一列ではなく左右二段書きとすることで写真とのバランスをとりました。しかしそのことで文章を打ち込む際に大変な苦労をしました。文字枠に最大文字数が決まっているため、一枠では足りずに上下二枠となり、なお真ん中数文字を空ける必要があるため文字数を計算しながら上枠左側から始め、下枠左側、上枠右側、下枠右側の順に打ち込む作業になりました。

── マイブック歴を教えてください。

平成23年8月に、「記憶の中の風景(私的風景論)~鎌倉編」を初めて作りました。今回で20冊目となりました。

初めて作ったマイブック作品:記憶の中の風景(私的風景論)~鎌倉編

風景をまとめたフォトブック


── フォトブックサービスはいろいろありますが、マイブックをお選びいただく理由は何ですか?

他社のサービスも利用しますが、マイブックは圧倒的に印刷と仕上がりが見事です。また、編集の自由度が高く、じっくり作りたい人には作成する楽しみも魅力です。初めて手元に届いてページを開いた時の感動は忘れられません。まるで写真家になったような気分でした。写真がうまくなったように思わせてくれる、そんなマイブックです。ただし、Web閲覧サービスを工夫して頂くとありがたいです。友人からギャラリーページがわからないとよく言われます。また、文字の拡大機能や月毎に気になるフォトブックを紹介するコーナーなどあったらうれしいです。

── 今後作りたい、あるいは作る予定のマイブックはありますか?

数年前に膝を痛め老人性膝関節症と診断されました。痛みで長い距離が歩けず車椅子生活も頭をよぎりました。ヒアルロン酸注射と半年間のリハビリ体操でなんとか歩けるようになり、以後リハビリ散歩を続けています。これからは身近な場所を対象に、なにげない日常風景を集めたフォトブックを作りたいと思っています。私の身体、頭脳の健康維持に欠かせないカメラ散歩とフォトブックづくりです。

── 今後の作品も楽しみにしています!改めて受賞おめでとうございます!

さすらいの風太郎(かぜたろう)さん プロフィール

1948年1月横浜市生まれ。
小学校に入学する前から放浪癖あり。一人で探検と称して出歩き、たびたび所在不明となる。迷子で見知らぬバス営業所で保護されたこともある。血液型B型、マイペースで凝り性。定年退職を機にデジタル一眼レフカメラを購入し、本格的に趣味の写真ライフをスタート(写歴11年)。現在は、東京写真連盟の撮影会運営を手伝いながら、健康維持のため一日7,000歩~10,000歩を目標にカメラ散歩を楽しんでいる。横浜市在住。

さすらいの風太郎(かぜたろう)プロフィール写真
pagetop