ソフトをダウンロードしてフォトブックを作る
MenuClose

デジカメで上手に写真を撮影するテクニック

クリアな写真はカメラの手ぶれを防止する持ち方にあり

手ぶれしていない写真

最近のデジカメには、コンパクトデジカメ、デジタル一眼レフに限らず
「手ブレ補正機能」が備わっています。
ところが、フラッシュなしで暗い場所で撮影しようとするとシャッタースピードが遅くなり、
手ブレ補正機能があってもブレた写真になってしまうことがよくあります。
また、カメラの小さな液晶画面では気づかなくても、モニターや印刷した画像で見ると
手ブレしていることがわかることもあります。

手ブレ補正機能だけに頼らず手ブレを防止するには、どのような方法があるのでしょうか。

カメラを固定するのが手ブレ防止の第一歩

手ブレが発生する原因は、カメラを持った手が、シャッターを押す瞬間に小さく振動してしまうことにあります。これを防ぐのに効果的なのはカメラを動かないように固定することです。大型の三脚や一脚を使用するのがベストですが、持ち運びやすい小型の三脚でも一定の効果は得られます。

しかし、観光などで1日中歩き回る場合などはなるべく身軽でいたいですよね。三脚がなければベンチやポスト、塀の上などにカメラを置いた状態で撮影するのが次善の策となります。あるいは、手にカメラを持った状態で、肘を木や壁などの固定物に押し当てて撮影するやり方もあります。手ブレが気になるような暗い場所では、撮影時にまずカメラを固定できる場所がないか探してみてください。

ネックストラップも活用できる

固定する場所もないようなら、カメラを首や肩から下げて持ち運べるネックストラップも活用できます。手ブレ防止が目的なら、通常の小さなストラップより、長く幅の広いネックストラップの方が役に立ちます。

ネックストラップを首にかけ、ストラップがピンと張るようにカメラを構えることを意識してください。とくにデジタル一眼レフなら、レンズ部を左手で下から支えるように持ち、右手でグリップ部をホールドしながら脇を締めるのが基本の構え方です。この際、力は入れず体をリラックスさせることがポイントです。さらにカメラのファインダーを覗いて撮影する方が、液晶画面を見て撮影するよりも手ブレが少なくなります。

また、片手で撮らざるをえないシチュエーションなどでは、ストラップを手にぐるぐる巻きにしてカメラをしっかりとホールドするのも手ブレを減らす効果があります。

セルフタイマーの利用で手ブレ軽減

さらに、セルフタイマー機能を利用するのも覚えておくと便利なテクニックです。

多くのデジカメには、セルフタイマー機能として10秒と2秒(などの10秒よりもかなり短い時間)のタイマーが設定されています。

この2秒タイマー、実は手ブレ防止に有効なタイマーとして用意されているのです。手ブレになる原因のひとつは、シャッターボタンを押す際に指の力によってカメラが揺れてしまうこと。つまり、ボタンを押す瞬間とシャッターの切れる瞬間を2秒ずらすことで、押す力によるカメラの揺れを軽減できるわけです。三脚等でカメラを固定しているときでも、この2秒タイマーも併用すればより手ブレを減らすことができます。

このように手ブレを防ぐにはさまざまな方法があります。せっかくの写真がブレてしまって残念な写真にならないよう、ぜひいろいろと工夫をしてみてください。

pagetop